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ジュニアNISAでお得に投資運用しよう

0~19歳を対象に年80万まで非課税

2016年から運用を開始するジュニアNISA(ニーサ)。子や孫への資産づくりを早めに準備できるようになると同時に、個人投資家の裾野が広がります。年間80万までの売却益や配当などが非課税となり、子を持つ親にとっては非課税枠が大きくなます。対象年齢は新生児である0~19歳となっています。

ジュニアNISAの概要

簡単にまとめてみました。
 
対象者:国内に在住の0~19歳
投資上限金額:年間80万円
必要提出書類:マイナンバー
運用者:親権者等
払い出し:18歳になるまで制限
金融機関の変更:不可
非課税期間:5年間
非課税対象:配当、売却益、普通分配金
投資商品:上場株、公募株式投資等
 
2015年10月以降に通知される「マイナンバー」を使っての口座開設になるようです。一部の証券会社では、2015年末頃から口座開設を受け付けるようですが、実際の運用開始日は2016年4月1日からです。

デメリットな面も

通常のNISAと違い、大きなデメリットもあります。それは、子どもや孫への将来への資産づくりを目的とした制度の為、18歳まで原則として払い出せない事。3月31日時点で18歳になる都市の1月1日から払い出しできます。それ以前の払い出しの場合は、災害時等やむを得ない場合を除いて過去の利益に課税される。現金が途中で必要となる場合は注意が必要です。

相続税・贈与税対策に

ジュニアNISAは相続税対策としても注目されています。祖父母が孫に生前贈与をする場合、孫1人あたり年間110万円まで非課税になる贈与税の基礎控除を活用すれば、祖父母は税金を払わずに相続財産を相続させることができます。NISAは年80万なので、基礎控除の範囲内です。NISAで活用する場合は孫に贈与をしたという事実を証明できるようにしておく必要があります。

おすすめの投資商品

僕は圧倒的に株式をお勧めします。それは売買での利益を得るためではなく「株主優待券」をゲットする為です。定番の「吉野家」や長期保有で有利な「ビックカメラ」、「スタジオアリス」等々優待がお得な株式はたくさんあります。投資である以上リスクは伴いますが、今までのNISAでは投資金額に不満の方にはおすすめのジュニアNISAです。

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